六年ほど前、自民党の調査団でドイツを訪問した折、ドイツの与野党議員とこのテーマで随分長時間議論したのですが、与野党問わず彼らの徴兵制維持の根拠は明確で、とても興味深いものでした。彼ら曰く、
ドイツが徴兵制を維持する理由は以下の三つである。即ち
①ナチス・ドイツのような軍事独裁を再び招来しないため。
第一次大戦後、ドイツ軍は解体され、ごく小さな組織となった。国民が「軍とは何か」を理解も実感もしないまま、国民の経済的困窮に乗じてヒトラーが登場し、最も民主的といわれたワイマール憲法を悪用して国民熱狂のもとに軍事独裁を敷いた。軍隊とは何か、という意識を国民の多くが共有していなかったことがその大きな背景であったと認識している。
②徴兵忌避者に対しては、高齢者介護などの社会奉仕を義務付けている。徴兵制を廃止すればこのマンパワーの確保が困難となる。
③徴兵により軍隊に参加することで、多くの若者に国際社会にドイツが役割を果たしていることの素晴らしさに接する機会が与えられる。ドイツは決して侵略国家になることはない。それは政治の義務と責任である。
多くの議員が特に①を強調していたのがとても印象的でした。すべてのドイツ人がこのように思っているわけではないでしょうし、ドイツにも様々な問題があることは承知していますが、それにしても、同じ敗戦国でありながら、我が国となんと違うことか。徹底した議論を避け、情緒的かつその場しのぎの議論をしてきたことの代償は大きいと言わざるを得ません。
ドイツが徴兵制を維持する理由は以下の三つである。即ち
①ナチス・ドイツのような軍事独裁を再び招来しないため。
第一次大戦後、ドイツ軍は解体され、ごく小さな組織となった。国民が「軍とは何か」を理解も実感もしないまま、国民の経済的困窮に乗じてヒトラーが登場し、最も民主的といわれたワイマール憲法を悪用して国民熱狂のもとに軍事独裁を敷いた。軍隊とは何か、という意識を国民の多くが共有していなかったことがその大きな背景であったと認識している。
②徴兵忌避者に対しては、高齢者介護などの社会奉仕を義務付けている。徴兵制を廃止すればこのマンパワーの確保が困難となる。
③徴兵により軍隊に参加することで、多くの若者に国際社会にドイツが役割を果たしていることの素晴らしさに接する機会が与えられる。ドイツは決して侵略国家になることはない。それは政治の義務と責任である。
多くの議員が特に①を強調していたのがとても印象的でした。すべてのドイツ人がこのように思っているわけではないでしょうし、ドイツにも様々な問題があることは承知していますが、それにしても、同じ敗戦国でありながら、我が国となんと違うことか。徹底した議論を避け、情緒的かつその場しのぎの議論をしてきたことの代償は大きいと言わざるを得ません。
— 徴兵制、「新党」について: 石破茂(いしばしげる)ブログ (via gkojax) (via kuriz) (via kondot)
2010-03-12 (via gkojay) (via hetaremozu) (via to-fuya) (via houtai) (via s-hsmt) (via syunin)
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